日ごろから深谷市の教育行政及び教育活動に対して、多大なるご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。令和8年度もどうぞよろしくお願いいたします。
市教育委員会では、「立志と忠恕の深谷教育」を基本理念として、「人とかかわり合い、人と響き合う 人づくりプロジェクト」を立ち上げ、「ふるさと深谷が大好きな子供たち100%」を目指して取組を進めてまいりました。
その一環として、昨年7月3日の新札発行1周年の際には、各小学校が渋沢栄一翁や畠山重忠公などとゆかりのある県内外の小学校とリモート交流を、また、各中学校の代表生徒が北海道清水町及び東京都北区の中学生とリモートによる「まちづくりサミット」を実施し、相互に地域理解を深めました。
令和8年度もこの機運を一過性のものとせず、栄一翁の精神を次世代へと繋ぐ「立志と忠恕の深谷教育」を、より一層力強く推進してまいります。
令和8年度は以下のような事業を予定しております。
【幼児教育に関して】
令和8年4月に、幼稚園・子ども館複合施設「深谷市立ふかや幼稚園・こどもふっかパーク」がオープンしました。子どもたちが安心して遊び、学ぶことができ、保護者同士が交流することができる場としてまいります。
【学校施設整備に関して】
子どもたちが「安心して学ぶことのできる」環境づくりのため、猛暑対策や災害時の避難所機能強化を目的とした小学校体育館へのエアコン設置を計画的に進めます。併せて、学校トイレの洋式化改修を継続し、環境を整えてまいります。
【学校教育に関して】
「立志と忠恕」の精神を基軸とし、新規事業の「中学生によるまちづくりコンペ」等を通じ、社会参画意識と豊かな心を育みます。また、不登校傾向にある児童生徒が社会との繋がりを実感できる場として、「ふっかちゃんふれあい キャンプ(日帰り・宿泊)」を拡充し、実施いたします。
【学校給食に関して】
市内の公立小学校において、国の措置を踏まえ、4月から給食費の無償化を実施するとともに、公立中学校においても、市独自の措置として給食費の無償化を実施します。また、
私立の小中学校に在籍する市内の児童生徒にも同程度の給付を行い、保護者の負担軽減を図ってまいります。
【生涯学習に関して】
公民館の指定管理者制度への移行により、これまで以上に市民の皆様の多様なニーズに応えるとともに、生涯学習の機会の拡充を図ります。
【文化振興に関して】
国の重要文化財である「旧煉瓦製造施設」の保存修理工事を引き続き実施するとともに、令和9年度の公開予定に向けてホフマン輪窯6号窯等の公開・展示活用への施設整備を推進し、地域活性化の拠点としてまいります。
【図書館に関して】
利用者のニーズを的確に把握し、蔵書や視聴覚資料の充実を一層推進するとともに、誰もが快適に利用できる図書館運営に努めてまいります。また、第3次深谷市子供読書活動推進計画に基づき、子どもの読書活動をこれまで以上に推進してまいります。
市教育委員会では、時代が変わっても守り続けるべき「不易」と、時代の変化に応じて柔軟に変えていく「流行」を的確に見極め、「魅力ある学校づくり」を進めてまいります。深谷の宝である子どもたちが「自分は大切な存在である」と実感し、自らの足で未来を切り拓いていけるよう、全力を尽くしてまいります。
今後も子どもたち一人一人を大切にする教育活動に全力で取り組んでまいりますので、引き続き、市民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
深谷市教育委員会教育長 片桐 雅之