今、社会が大きく変動しています。いまだに新型コロナウイルス感染症が収束しない中でのロシアによるウクライナ侵攻など、世の中全体が不安定になり、ときに子供たちの心に不安が生じます。このようなときこそ、私たち大人が、子供たちのために、思いっきりの笑顔で、夢や希望を語ってやることが大切なのではないでしょうか。
「私の夢は、パラリンピックの選手になることです。」「そして、できたら金メダルをとりたいです。」
パラリンピック金メダリストで深谷市出身パラアスリートの村岡桃佳選手が、卒業文集(川本北小)に綴った夢です。
「夢」や「こころざし」をもつことのすばらしさ、目標を立てて努力を続けることの尊さ、そして、夢を実現させたときにわいてくる喜びなど、不安定な社会状況下の今だからこそ、村岡選手の偉業を、親子で語り合っていただければと願っています。
「教えるとは、ともに希望を語ること。」~深谷市教育委員会は、誰一人取り残さないという気概をもって、激動する社会を生き抜く子供たちが、その子の花を咲かせることができるよう、学校と一体となり、全力で支援してまいります。