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2026/01/01new

新年のご挨拶

Tweet ThisSend to Facebook | by 指導主事⑦
 謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 また、日ごろから深谷市の教育行政及び教育活動に対して、ご理解・ご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
 
 市教育委員会では、「立志と忠恕の深谷教育」を基本理念として、「人と関わり合い、人と響き合う 人づくりプロジェクト」を昨年立ち上げ、「ふるさと深谷が大好きな子供たち100%」を目指した取組を進めてまいりました。
 
 その成果として、昨年度実施した全国学力・学習状況調査の質問紙調査では、「地域や社会をよくするために何かしてみたいと思いますか」という項目に対して、小学校6年生は85.7%(国81.3%・県83.5%)、中学校3年生は82.3%(国75.3%・県75.8%)の児童生徒が国・県を上回る肯定的回答を示していました。
 また、昨年7月3日の新札発行1周年の際には、各小学校が渋沢栄一翁や畠山重忠公などとゆかりのある県内外の小学校とリモート交流を、各中学校の代表生徒が北海道清水町及び東京都北区の中学生とリモートによる「まちづくりサミット」を実施し、相互に地域理解を深めるとともに、思考力や発表力、表現力を高め合いました。
 さらに、11月11日は「渋沢栄一翁語らいの日」として、市内全29校の小中学校で「こころざし読本」を活用した授業や煮ぼうとう給食の実施など、栄一翁に関わる教育活動を実施し、「ふるさと愛し、夢をもち志高く生きる」児童生徒の育成に努めました。
 
 その他にも、新規事業として幼稚園・保育園と小学校が連携した架け橋プログラムの実施や不登校児童生徒を支援するためのサマーキャンプの実施など、子供たちの関わる力の育成を目指した事業を実施し、未来を担う人づくりに努めてまいりました。
 
 市教育委員会では、今後も子供たち一人一人を大切にする教育活動に全力で取り組んでまいりますので、引き続き、市民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、本年が皆様にとりまして幸多き年となりますことをご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。


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お知らせ

深谷教育の目指すもの ~立志と忠恕の深谷教育~

 

深谷市教育委員会 

教育長 片桐雅之 

 

子供たちの夢と学びのふるさと「深谷」の地にあって、人々の根底に流れているもの、それは「立志(夢とこころざし)」と「忠恕(まごころと思いやり)」の精神です。これは、郷土の偉人渋沢栄一翁が生涯貫いた生き方そのものであり、その心を受け継いだ教育を深谷市の各園及び学校等で進めています。

 

 『立志と忠恕の深谷教育』~この理念は、この深谷の地に根差し、これからも変わらず、大切にしていくべき不易なものであると考えます。ゆえに、深谷市教育委員会では、この根本理念を常に心に留めながら、様々な教育活動を全面的に展開してまいります。

 

具体的には、目指す子供像を育成するために「深谷の子6つの誓い」の取組を進めてまいります。

 

『立志の精神』として、3項目。

・私は夢に向かって努力します。

・私は、毎日勉強します。

・私は、たくさん挑戦、体験します。

 

 『忠恕の心』として、3項目。

・私は、すすんであいさつします。

・私は、脱いだくつをそろえます。

・私は、心のこもったことばをつかいます。

 

あわせて6つの項目を子供たちが「誓い」として立て、日々実践していく行動目標として、子供たちの夢やこころざし、まごころや思いやりを育む教育を推進してまいります。

また、昨年度策定した「第3期深谷市教育振興基本計画」において、『立志と忠恕の深谷教育』の実現に向けて「夢・志と生きる力」「共生と支え合い」「生涯の学びと活躍」の3つの視点を柱としております。全ての子供たちの「生きる力」を育むとともに、全ての人が社会の担い手として、一人一人が自己肯定感を高めながら生涯にわたって活躍できる社会を目指し、この計画を学校、家庭、地域等と連携・協働し、着実に推進してまいります。