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             (2004年12月更新)  | 
    
            誠之堂のステンドグラス | 
        
             
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            ●大広間●
  誠之堂大広間の暖炉脇の窓には、6面のステンドグラスが配され、大きな見所となっています。  | 
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             *場面は、右から順に取り上げています。  | 
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             ■第1面 
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              第1面と第2面は、貴人とその臣下たちを描いた場面です。  | 
    
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             ■第2面 
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              貴人の左には、3人の臣下が列席しています。  | 
    
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             ■第3面 
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              第3面と第4面は、貴人を饗するための楽器演奏と雑技を行っている場面です。  | 
    
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             ■第4面 
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              第3面に続き、楽器演奏と雑技を行っている場面です。  | 
    
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             ■第5面 
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             第5面と第6面は、「庖厨図」と呼ばれる図案で、宴会のための料理の風景を表わしています。 右では、魚をさばいています。また、左では、かまどに火を起こして、大鍋で何かを煮炊きしています。 魚の模様や顔の目など、細かい部分は、薄く切った鉛をガラスの表面に貼る「帯貼り技法」と呼ばれる方法で描かれています。  | 
    
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             ■第6面 
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              左の人物は、何かだんごのようなものを丸めています。  | 
    
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 ●化粧の間● | 
    
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  化粧の間の扉にも、鳳凰と龍のステンドグラスが取り付けられています。玄関から入るとすぐに目を引きます。  | 
    
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             ■鳳凰 
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              鳳凰も龍も、ともに中国風の意匠ですが、中国では、龍は「男子(皇帝)」鳳凰は「女子(皇后)」のシンボルだそうです。ともにめでたい意匠として採用されたことは、間違いないところでしょう。  | 
    
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             ■龍 
 
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              龍は「男子(皇帝)」のシンボルです。それに倣えば栄一を指したものと考えられます。  | 
    
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             <参考文献> 清水建設株式会社著「誠之堂ステンドグラス調査報告書」(平成13年、深谷市発行) 
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